継承する意味のない物件ばかりが出回る理由医院開業や医院経営、クリニック開業の支援ならオクスアイ

2012年6月9日
クリニックの継承開業

継承開業といっても、ご自身には関係ない話だとお思いの先生もいらっしゃるかもしれません。

でも親御さんからクリニックを継ぐだけが継承ではありません。
第三者からクリニックを引き継ぐのも「継承開業」の1つです。

特に最近は、馴染みのない場所でゼロから開業することが難しくなっています。
リスクを減らし、開業を成功させるために、既存のクリニックを引き継ぐ開業の形も今後は一般的になるのではないかと考えています。

その一方で、すでにオクスアイで開業をサポートさせていただいた先生の中にも、ご自身の引退を考え、クリニックを引き継げる先生を探している方がいらっしゃいます。

継承開業に興味がある方へ登録用のページを用意しましたので、ご希望の方は下記よりお申し込みください。

継承案件・ドクター登録

引退を考えるクリニックの院長

オクスアイも創業して25年近く経っており、過去に開業をお手伝いさせていただいた先生方の中には働き盛りだった時期を過ぎ、そろそろ引退を考えている方もいらっしゃいます。

先日も、開業20年目を迎えたA先生とお話する機会がありました。

A先生は60代。「そろそろ引退したいと思っているので、クリニックを数年以内に誰かに譲りたい」と具体的におっしゃっていました。

ただし現状では、クリニックの売買金額の相場や情報不足から、なかなか納得出来る形で譲渡するのは難しいようです。

A先生の話では、欧米では地域のクリニックの配置を政府がコントロールしているため、引き継ぎのシステムがしっかりしているようです。

日本と欧米のシステムどちらが良いかということは置いておいて、「クリニックを継承するのに良い仕組みがあればなあ・・・」とおっしゃっていたA先生が印象的でした。

現在、新規の開業は競争も厳しく、本人のやる気があったとしても既存のクリニックが既に過当競争にある状態では、開業に踏み切れないと言う現状もあります。

そのような状況を踏まえ、一方でクリニックの廃業を考えているドクターと、一方では開業したくても適当な場所がない、というドクターの両方をうまくマッチングすることが期待されますが、現状はどうなのでしょうか?

第三者継承の売却金額について

引退を考えている先生がクリニックを実際に売ろうと考えると、現在のクリニックのいわゆる「売買相場」はレセプトの3ヶ月分程度と言われる事が有ります。

この相場と言うのも、誰が言い出したことなのかわかりませんが、実際は良く考えてみるとおかしな話です。

レセプトの3ヶ月分ということは年間(12ヶ月)の売上の25%ということになります。

そして売上の25%といえば、だいたいクリニックの利益(売上から経費等を引いた最終金額)と同じくらいになります。

つまり、クリニックを売却する時の相場は「院長の所得1年分」ということになるのです。

結果として、この金額であればもう1年働けば手に入る金額なため、わざわざ安売りして誰かに譲るメリットもありません。

クリニックを売却するための良い条件やチャンスがなければ、結局は院長である自分自身の体が動かなくなる迄クリニックを続けることになります。

すると、せっかく評判の良かったクリニックも、院長の体の衰えと共に患者さんが満足できる医療を提供できなくなり、患者さんも売上げも徐々に減る傾向になってしまいます。

最終的にはクリニックを廃業するか、安く売り払うかという選択にならざるを得ません。

結果として、一般的に売りに出されるのは特殊な事情(院長の急病など)を除き、すでに悪い状態になっているクリニックが多く、優良な経営状態のクリニック継承案件はほとんど出てこないのが現実です。

利回り30%の物件で、売り手も買い手も納得できるクリニックの継承を

せっかくの良いクリニックも、院長の衰えや引退を期に価値が下がってしまうのはとても残念ですし、もったいないと感じています。

引退する先生にはハッピーリタイヤを実現して欲しいですし、働き盛りの先生には良いクリニックを経営するチャンスが増えればと思っています。

そのために、まずはクリニックの売り手も買い手も満足するような金額とサポート体制が必要だと考えています。

オクスアイの提案としては、年間所得(*)の3~4年分(=レセプトの1年分程度)でのクリニックの売買です。

*年間所得1年分=利益率25~30%で換算してレセプト3~4ヶ月分に相当

今までの相場より高いと思われる方もいるかもしれません。

でもこれでも利回りは、30%近くにもなります。

例えば院長の所得が3,000万円として、その3倍である9,000万円でクリニックを買ったとします。

クリニックを引き継いで、院長の所得がそのまま自分の所得になったとすると、毎年3,000万円の収入が見込まれるので、3年で元が取れるという計算になります。

これを一般の投資案件と比較して見ると、例えばアパート経営などの安定した不動産投資の場合、都内の人気の場所では利回りは5~6%程度です。

今までの相場では年間所得の1年分ですから、1年で元が取れる計算になり、投資の利回りが100%と言う本来はあり得ない状態と言う事になります。

継承のための良い物件が出るようにするためには、売る側から価値の高いクリニックを出してもらわないことには始まりません。

そのためにはクリニックについての正当な評価が必要ですし、計画的な引き継ぎの為の調整も必要になってきます。

クリニックを買い受けたい先生には、継承予定のクリニックで一定期間非常勤で働いてもらい、お互いの適性を見ることも必要になるでしょう。

お金が全てとは言えませんが、患者さんをそのまま引き継ぐことになり、当初から安定した売上が期待されるので、資金調達やクリニック経営もスムーズに進めることができます。

まだまだこれからではありますが、開業を成功するための1つの方法として、継承開業も考えてみてはいかがでしょうか?

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