初月から黒字を達成するクリニック開業コンサルティング支援

クリニックの開業を検討されている先生方の中には、本当に患者さんが来てくれるのか、心配されている方も多いのではないでしょうか?
今はクリニックも過当競争の時代です。
競合するクリニックが増加する中で、ただ開業するだけでは集患は難しくなっています。

通常の開業では、経営が軌道に乗るまでに、平均して1年以上はかかってしまいます。
それでも、開業当初から多数の患者さんが来院され、初月から黒字を達成しているクリニックがあるのをご存知ですか?

1.損益分岐点を上回る

クリニックを開業して経営を軌道に乗せるためには、まず損益分岐点を上回る必要があります。
売上から費用を引いたものが利益で、それがプラスなら黒字ということですが、損益分岐点とは「売上 − 費用 = 0」になるポイントのことです。
売上は患者さんの来院数と、診療単価によって決まります。
費用は月々の家賃や人件費、その他必要経費で、毎月ある程度決まった額が発生します。

この損益分岐点をいかに早期に上回り、黒字に転じるかが、開業の成否を左右します。
そのためには、「売上 = 患者さんの来院数×診療単価」を開業当初からいかに確保するか、が重要になります。

開業当初から、費用を上回るだけの売上を確保するためには、開業前から患者さんを集めていかなければなりません。
開業準備をするに当たり、開業自体を目的とするのではなく、開業後に多くの患者さんに来てもらうことを目的とすることが、開業の成功に結び付きます。

2. 早期に黒字を達成するには

ここからは、開業前から十分な来院数を見込むための方法をご紹介します。

2-1. 開業直前まで勤務し、患者さんとの信頼関係を保つ

開業準備で本当に大事なことは、目の前の患者さんとの信頼関係を保つことです。
開業後の来院数を確保するためには、勤務先で診ている患者さんに、開業するクリニックに来院してもらうこと。
それが、先生方が今まで培ってきた実績を活かすことになる、一番の財産となります。

そのためには、開業を決意したら、何にも増して毎日の仕事に専念してください。
「自分の命を預けるなら、この先生が一番信頼できる」と患者さんに思ってもらえるように、目の前の患者さん一人一人を大切にして診療に当たってください。
可能であれば、初診を含めて外来の患者さんを数多く担当できた方が望ましいです。
そして、開業直前まで勤務を続けて、より多くの患者さんとの信頼関係を維持してください。

注意すべきは、患者さんには自発的に来院してもらえるようにしなければならない、ということです。
あからさまな勧誘などは勤務先との関係を悪化させかねませんので、厳に慎んでください。

開業前から来院してくれる患者さんの顔が見えていれば、開業後の売上もある程度予測できますし、早々に黒字を達成することも可能になります。
今まで診てきた患者さんが付いて来てくれるような準備ができていれば、どこで開業しても成功することができるでしょう。

2-2. 勤務先の近くで開業する

勤務先の患者さんに、開業するクリニックに来院してもらうためには、開業場所は勤務先の近くが良いでしょう。
勤務先の近くであれば、患者さんも通いやすいため、ハードルが下がります。

また、勤務先との連携を図ることもできます。
民間病院と公立病院では異なりますが、患者さんを紹介してもらうルートを確保できれば、スムーズな新患の獲得が見込めます。

さらに、患者さんを相互に紹介し合う環境を作ることもできます。
例えば、入院の必要な患者さんに、以前の勤務先の病院を紹介し、病院からは症状の軽くなった患者さんを紹介してもらう、という相互連携の流れを組むことも可能になります。

2-3. 勤務先と良好な関係を築き、円満退職する

患者さんに付いて来てもらうにしろ、医療連携を図るにしろ、勤務先の病院との良好な関係を維持することは必須です。
関係が悪ければ、病院からは患者さんを奪われたと見なされる恐れもあります。

良好な関係を築くためにも、やはり毎日の仕事を一生懸命にすることが大切です。
先生の仕事ぶりが周囲のスタッフ始め勤務先から評価されれば、開業後もいろいろな形で応援してくれるようになるでしょう。

そして何よりも、円満退職をしてください。
勤務先の近くでの開業を成功させるためには、開業後も応援してもらえるように、円満退職が大前提になります。

3. 勤務しながらの開業準備

開業直前まで患者さんを診療するということで、開業準備は勤務しながら進めていくことになります。
診療に専念するためには、開業準備は専門家に依頼する、というのも一つの方法です。

3-1. 多くの開業コンサルティングの実状

クリニック開業のコンサルティング会社は、各分野の業者を集めて先生に紹介する、というスタイルが殆どです。
その場合、先生は各業者とそれぞれ個別に打ち合わせをしていかなければならなくなります。

医療機器、内装工事、医薬品、会計、等々、開業にまつわる打ち合わせは多岐に亘ります。
先生がそれぞれの業者と連絡を取ることになれば、それだけで多くの時間と労力を奪われてしまいます。
また業者間で情報の共有が図られていないことも多く、同じ話を何度もしなければならない、ということもよく起こります。

開業準備に多くの時間と労力を奪われてしまうと、結局、目の前の患者さんに向き合う余裕がなくなり、一番大事な仕事ができなくなる、という、本末転倒な状況に陥ってしまいます。

3-2. 総合的なサポートが必要

クリニックを開業するためには、資金計画、物件の選定、内装設計・デザイン、各種届出等、様々なことを同時並行で進めていかなくてはなりません。
また与えられた条件と先生のご要望とのバランスを取りながら、開業するクリニックのスペックを最適化していくことが必要となります。
開業準備の全てをスムーズに進めていくためには、専門的で総合的なサポート体制を整える必要があります。

また各分野の業者と横並びで打ち合わせするのではなく、全体をコントロールし、無駄を省き、先生が診療に専念できる環境を作ることも重要です。
そのためにも、総合的に開業をサポートすることができるコンサルティング会社をお勧めします。

4. オクスアイのクリニック開業コンサルティング

オクスアイでは、クリニックを開業するために必要な一連の業務を自社で行なっております。
各分野の業者の取りまとめも行いますので、先生にとって最もストレスの少ない開業準備が可能です。
また、開業後の経営を見据えた視点からのアドバイスも充実しています。
開業をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。