クリニック開業支援後の経営相談

ご開業後は経営が軌道に乗るまで責任を持ってサポートさせていただきます。

ただ、実際問題として、経営が軌道に乗るまでのタイムスケジュールを明確にしながら、開業準備をサポートしておりますので、開業後に経営問題で頭を抱えるという事はほとんどありません。

開業準備に取りかかる前の青写真創りの間に、想定される収支は織り込み済みですから、売上げの少ない時期を乗り切るために必要な運転資金を十分に確保して、開業をスタートする事で、安心して経営を続けていくことが出来ます。

開業して初めの1ヶ月が過ぎると開業医としてのお仕事にも慣れ始めて、職員さんも日々の業務をスムースにこなして行けるようになります。

翌月初めに初回のレセプトの請求を行いますと、開業後1カ月間の売上げと患者さんの増加傾向をつかむことが出来る様になります。

保険請求した診療報酬は2ヶ月後に銀行口座に入金されますので、当然ながら初月と翌月の2カ月間は色々な支払いでお金が出ていく一方となり、開業された先生はこのままでやっていけるのだろうかと、初めてのクリニック経営にとても不安な気持ちになってきます。

普通は、開業してからおよそ半年の間は手持ちの資金がどんどん減っていきます。開業したばかりで患者さんが少ないことから、経営に必要な資金が売上げでまかなうことが出来ない時期だからです。

半年を過ぎると売上げと支払いが平行線を描くようになり、その後段々売上げが増加することにより、手持ち資金が増えてきて経営にゆとりが生まれるように感じてきます。これが、損益分岐点を超えるという事です。

収益に関しては、この様な資金繰りの観察が容易に出来るように、私どもでは、最初のレセプトを出した後にクリニックにお伺いして、資金繰り表のファイルを提供して、ご自身で作成出来るようにサポートしていますので、手持ち資金が減少していく中でも先々の見通しをキチンと観察できるので、安心して経営を続けていくことが出来る様になります。

ただし唯一、事前に想定する事が難しい問題として、職員さんに関するトラブルの相談を受ける事があります。開業後にご相談を受ける場合は、多くのことが職員さんに関する問題です。

その様な場合には個別の対応が必要となってきますので、すぐにクリニックにお伺いして適切なサポートをしております。もちろん開業後のご相談は無料で行っておりますのでご安心下さい。