クリニック開業に適した場所や物件の正しい選び方とは?立地や広さ

クリニック開業に適した場所や物件の正しい選び方とは?立地や広さ

クリニック開業場所・物件の悩み相談Q&A

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当社では開業に適した物件情報を常時収集しておりますので、ご要望の地域をお知らせ頂ければ最適な物件資料をお送り致します。

もちろん無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

開業物件の条件

対象とする患者層

診療科目、ターゲットとする年齢層などにより、エリアの向き不向きを判断します。

人通りの多い、目につく場所

道すがらにクリニックの存在を認識してもらうことは非常に重要です。
地域に密着する第一歩として、わかりやすい場所での開業をお勧めします。

駅近がベター

交通のアクセスが良いのも、患者さんが利用しやすい条件の一つです。

2階以上の場合はエレベーターが必要

体に何かしらの不調を抱えている患者さんにとって、階段を上るのは大きな負担になります。
さらに車椅子の患者さんを想定するのであれば、2階以上の場合はエレベーターは必須になります。

集患方法を考えて

どのように患者さんを集めるかによっても、開業場所は異なります。
勤務していた病院との連携を図るのであれば勤務病院の近くで、子育てなど家庭との両立を図るのであれば自宅近くで、または実家のように愛着や土地勘のあるご自身ゆかりの地域で等、先生の希望する開業スタイルにより開業場所は様々です。

看板設置の可否

患者さんにクリニックの存在を認識してもらうため、看板やサインが出せるかどうかは集患に大きく影響します。
テナントビルの場合には、どのような看板を設置することができるかも合わせて確認しておきたいものです。

給排水が必要

クリニックを建設する際に、給排水の事前の検討は欠かせません。
特に問題となるのは排水で、テナントでは既存の排水管の数や位置、太さ等が十分でないと、場合によっては入居を断念せざるを得ないこともあります。

X線を入れる場合は、電気の容量等の確認が必要

X線などの器械を導入する際には高圧の電源供給を求められる場合がありますが、それが可能かどうかは物件毎に確認しなければいけません。
供給できる電源が足りず、増設工事が必要になる場合もありますが、往々にして他のテナントさんにも影響が出るため、大家さんとの早めの調整が肝要です。

診療科目による面積の違

内科や小児科は30坪前後、整形外科は60坪以上など、診療科目により目安となる面積は異なります。
またX線を入れるか、1診か2診か、検査はどこまで行うかなど、診療スタイルによっても必要な面積は異なります。

近隣の競合クリニックの有無

候補となる物件が出たら、近隣に競合するクリニックが有るか確認します。
特に歯科医院などは飽和状態のため、競合のいない地域はない時代なので、その中で差別化を図っていく必要があります。

クリニックの広さの決め方

クリニックの広さの決め方は、開業する科目にもより変わってくることはもちろんですが、一番注意しなくてはならない事は、ご自身がどの様な開業を希望しているか明確にしておくことです。

例えば、産婦人科で開業された先生の中で一番大きなスペースを取ったクリニックは約60坪、一番小さなスペースの先生は16坪で開業されました。60坪のテナントで開業された先生は、ご夫婦共に産婦人科医でお二人一緒に診療が出来る広さのテナントを探していらっしゃいました。

一方、16坪のテナントで開業された先生は、小さな子供さんを育てながら、午前中だけの時短開業を希望されていた女性医師でした。同じ診療科で有っても、これだけの大きなスペースの違いがありますが、共に経営的は順調で満足して開業生活を送っています。

現地を確認する

有望な物件が見つかったら、実際に内見をし、また周囲の環境を確認しに行きます。
開業するイメージが具体的になったり、一方で新たな問題が見つかることもあるかもしれません。
オクスアイでは物件の選定から現地の案内まで、豊富な経験をもとにサポートいたしますので、ぜひご相談ください。