テナントを内見するときには、電源をチェックしておきましょう。医院開業や医院経営、クリニック開業の支援ならオクスアイ

2022年2月12日作成
クリニックの開業準備

診療科目によっては大きな電源が必要です。

テナント室内に、必要な電源は来ているでしょうか。
先ずは、室内に来ている電源の大元となる『分電盤』を開いてみて下さい。

電源には一般の電灯である100ボルトと、エアコンなどに使用する動力の200ボルトがあります。

分電盤の中には、これらの電源ブレーカーが付いていて、テナントに割り当てられた以上に過大な電流が流れないような仕組みになっています。
一般的なテナントビルでは、30アンペアから50アンペアくらいの電源が引き込まれています。

先生方のご自宅にも分電盤が付いていますので、どのくらいの電気が来ているのか御覧になってみて下さい。

普通のクリニックの場合は、大体テナントに来ている電源で間に合うのですが、整形外科や呼吸器内科の場合には、レントゲンの画像が高精細で無くてはならないので、200ボルトの電源を使った高圧撮影が必要とされます。

病院の放射線室では、当然200ボルトの高電圧を使って撮影していますが、一般的に内科医院の多くは電源の増設に大きな費用がかかるので、既存の100ボルトの電源を使った低圧撮影をしています。

整形外科や呼吸器内科の先生が開業する場合、クリニックでも200ボルトの高圧撮影が必要となりますので、レントゲン装置に20KVAから30KVAと言う大きな電源が必要となります。

他にも、美容皮膚科では、200ボルトのレーザー治療装置を複数置く場合に、歯科医院では機械室などに大きな電源が必要となります。

いずれの場合にも、建物全体の電源に余裕が有れば、新たに電源容量の増設が可能ですが、それらの工事にも相当額の費用を見ておかなくてはなりません。

クリニックには様々な設備が入りますので、開業してから電源が不足しないように始めにチェックして下さい。

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記事監修者

コンサルタント
一級建築士
金村かねむら 伯重のりしげ

金村伯重

経歴

昭和54年
病院システム開発研究所 入社
東京医科大学病院、焼津市立病院、富士市立中央病院、沼津市立病院、富士宮市立病院などの建替計画に参画
昭和59年
医療機構開発株式会社 入社
町立浜岡病院(現御前崎市立病院)新設に参画
昭和63年
オクスアイ医療事業開発株式会社設立

以来30年以上に亘り、数多くのクリニック開業をサポートしている。

総合病院であらゆる診療科目の医療現場に携わり、多岐に亘る分野の技術に精通する。また一級建築士である事から、施設造りまで自社で一貫して行う。クリニック開業を成功に導くソフトとハードの技術を確立し、他に例を見ないコンサルティングを実践。これまでサポートしたクリニックを全て成功に導いている。

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